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窓の話


最近すっかり秋めいてきましたね

朝晩は肌寒く感じる気温になってきました

体調等くずしてませんか?

今回は窓の話をすこし

最近、断熱材に関心の高い方は多いですが、

それと同じか、

それ以上に建物の断熱性能に影響を与えるのがサッシ、つまり窓です

建物の熱負荷の原因の60%程度が窓とも言われているので

とても大事なパーツの一つなんです

近年、ペアガラスのサッシは珍しいものではなくなってきましたね

国産サッシメーカーもサッシ開発に力を入れていて、

ペアガラスに、断熱・遮熱性能の高いLow-eガラスという金属膜を施したガラスを採用して、

断熱性能の高性能化を進めています

ガラスはそれでいいんですよ

Low-e面を外側か内側に配置することで期待できる性能は少しちがってきますが、

またそれは別の機会に(笑)

最近樹脂の枠を採用したサッシも増えています

すべて樹脂製のサッシもあれば、

外部だけ樹脂製というサッシもあります

もちろん

全てアルミ製のサッシも

アルミと樹脂では熱の伝わり方が全然ちがって、

アルミの方が熱を伝えやすいので、

夏は熱が入ってきて、冬は熱を奪います

つまり夏暑く、冬は冷たく結露の原因になることも

でもアルミと樹脂は押し出し成型なので基本的に作り方は同じ

かんたんに言うと「ところてん」と同じ要領です

なのでサッシメーカーは樹脂化しやすいんでしょうね

もちろん

樹脂サッシも性能的にはおススメですが、

僕がおススメしているのはプレイリーホームズさん取り扱いの木製サッシです

そう、

フレームの部分が無垢の木で造られているサッシです

しかもトリプルガラスなのでさらに高断熱です

まずなんといっても見た目がオシャレ!

パッと見た目はそれと気が付かないかもしれませんが、

窓がちがうだけで、

建物全体の雰囲気が違って見えるんですよ

もちろん「木」なので、

フレームの部分からの熱の伝わり方も

アルミに比べて少ないので冷暖房の負荷も少なく省エネです

「え、でも木のサッシって腐ったりしないの??」

しばしば聞かれます

もちろん「木」なので、

アルミに比べれば対候性は劣ります

そこでメンテナンスとして浸透性の塗料をおススメしています

外部の木部にも使える、

浸透性の油分の強い塗料をおススメしています

サッシを塗装するっておどろきですか?

以前新築のクライアントのご夫婦が、

「自分で塗ってみたい!!」

と、工事中に職人と塗られていたことも

楽しそうに塗ってたのを思い出します

自分の住まいのメンテナンスをすると、

モノづくりの職人のすごさがよくわかるし、

愛着もわいて、経年変化もまた味になって楽しめます

性能の話でいうとまだまだお伝えできることはたくさんありますが、

知っておいて損はない話だと思ってますし、

僕のような立場の人間がいないと、

なかなか伝える場もないと思うし、

大手ハウスメーカーさんではほとんど採用されないでしょうしね

少し肌寒くなってきたので、

窓についてのお話でした

ではでは


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