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一級けんちくしの試験


今年はお仕事のひとつとして、

2月から一級建築士設計製図試験の講師をさせていただいていました

試験日は10月14日(日)です

なんと試験8か月も前からのカリキュラムです

しかも

製図試験のタイトル(課題)は7月にならないと毎年発表されません

始まった当初はぶっちゃけ「長っ!」って思ってました

設計製図試験ってね

実はまだ手書きなんですよ

CADでしか製図したことがないかもしれない若い世代の人には

そりゃ大変でしょうね

なんでCADでやらせてくれないんだって

僕もそう思ってましたよ、じつは(笑)

しかも受験できるのは学科試験に合格した人だけ

学科試験に合格するのは10~15%くらい?

その学科合格者が製図試験を受験して

見事合格するのがそのうち30~40%くらいと言われてます

試験内容は毎年どんどんハードになっていくばかり

試験時間も6時間30分という長丁場

6時間30分も休憩もなしで

一つの課題に取り組む試験ってすごくないですか?

しかもチャンスは1年に1回

で、その大変な試験に合格するため

2月から製図試験の勉強をするわけです

はじめは全然理解してくれないし

覚えてくれないし

一生懸命教えてるのに居眠りするやつもいるし・・・

で、何度も同じミスをして

添削するたびにイライラしたり

できてる!ってよろこんだり

そりゃみんな社会人ですからね

僕より年上の受講生さんもいたりするわけで

仕事しながらだからみんな大変ですよ

僕ら講師もこの時期は睡眠時間を削ってフラフラになりながら

なんとか添削して準備して指導して・・・

そんな製図試験の講師を担当してました

で、

いよいよ

今日がその講座の最終日

僕なりに教えたつもりだけど、

あとは今週末

本人が会場で、自力でなんとか完成させてくるだけ

この講座の最終日にはいつも

会場に持っていってもらって

さっと食べられるように

ブドウ糖のタブレットをわたしています

食べ過ぎるとお腹を壊すらしいので1粒2粒程度

僕の気持ちの問題かもだけど

かつて僕が受験生だったころに

教えてくれた先生がしてくれたことの受け売り(笑)

体調壊さずに、絶好調で受験してきてほしい

がんばってたみんな

合格祝賀会で会うのを楽しみに

全員合格してほしいなーと

秋の夜長に思わずにいられないのだ

ではでは

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